こんにちは。女性専門のこころのクリニック、まゆみクリニック柏の葉です。
先日4週間にわたるマインドフルネスプログラムを終了いたしました。
マインドフルネスとは、一言でいえば瞑想が近いです。
「いま、ここにある体の感覚」を意識することで、無意識だった自分の状態に気付き、自分を癒しストレスへの回復力を高める方法といえます。
マインドフルネスには、ストレスや不安の軽減、うつの再発に効果があるという医学的なエビデンスがあります。
ただマインドフルネス、耳で聞いて知ってはいたのですが、これがなかなか実践が難しいのです。
まず自分の気持ちが雑念だらけ。目を閉じて自分の体に集中しようとしても、やっているそばから
「あ~この後、洗濯とりこまなきゃ。うわ、今すぐやりたくなってきた」
「みんなどうやってやってるのかな~(ちらと目を開ける)集中してるなあ」
など、子供レベルの気の散りよう。お恥ずかしい限りです。
そういう気の散りやすい方には、歩行瞑想など歩きながら自分の体を意識する方法がよいそうです。
私もこれなら、だいぶ集中して取り組むことができました。
そして、最終的に寝てはいないはずなのに、目を開けるととてもすっきりとした気持ちになっている状態にまでなりました。不思議な体験でした。
普段「何をすべきか」ばかりに気を取られていると、頭がto doリストでいっぱいになってしまいますよね。
そのような時に、自分のあるがままを感じてみると、気持ちがリラックスしますよ。
気になる方はぜひマインドフルネスで検索してみてください。
YouTubeにも気軽にできる動画がアップされています。
私は医療従事者向けのMHALOプログラムという慶応義塾大学の臨床研究の一環で参加いたしました。
ご参考まで。